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社会を変えるアクターとしての子ども

ありがとうインターナショナルは、2013年7月24日から30日までスイス・コーで開かれた「変革へのイニシアチブ(Initiatives of Change)」主催の「社会を変えるアクターとしての子ども-子どもの参加の実現に向けて」と題する会議に招待され、安全な環境を確保するために子どもの参加をどのように強化するかに関するパネルディスカッションのパネラーの一人として参加しました。

7月28日に開かれたパネルディスカッションには、アラナ・カペル氏(子どもの保護と参加の専門家、子どもに対する暴力に関する国連特

別代表事務局)、カミーユ・ワーリントン氏(子どもの参加開発担当、ベッドフォードシャー大学)とマリア=ルシア・ウリベ氏(ありがとうインターナショナルジュネーブ事務所ディレクター)が参加しました。
カペル氏は、国連特別代表事務局の活動を紹介し、子どもの権利について学び、自分や他の子どもに影響を与える暴力に関する認識を高めるよう、子どもが積極的に取り組むための活動を強調しました。その活動を支えているのは、調査、戦略的計画、資源開発とアドボカシーであると説明しました。
ワーリントン氏は、

特に最も脆弱な子どもと青少年の全面的な参加を支える社会福祉士の役割について論じ、非常に多くの場合社会福祉サービスは子どもが日常生活で体験する力の不均衡を再現させていると指摘しました。具体的な例と青少年の声を通じて、参加させることで子どもをより効果的に保護できると強調しました。
ウリベ氏は、子どもの身体的、感情的な安全のみならず、環境、知的、精神的な安全を考慮した、子どものための安全な環境をつくることによって、子どもが社会に関わる力を与えられ、

彼らに影響を与える諸課題に自ら取り組めるようになると主張しました。また、人間の尊厳を理解することを発表の核心とし、安全を直接的な暴力に対抗するための単なる要素とする捉え方を批判しました。構造的、文化的な暴力について語り、洗脳と操作を避けるため、子どもの批判的思考を培う重要性を訴え、力強く成長し、他人とかかわる恐怖を捨て、声を上げ、子どもが生まれつき持っ

ているスピリチュアリティを育む重要性も強調しました。ありがとうインターナショナルの「共に生きることを学ぶ」プログラムを紹介し、子どもが参加した事例を通じて、当プログラムは子どもの帰属感、存在感、つながる気持ちと変化をもたらす意欲を強化し、子どもが安心して学べる場をつくる支えになっていると説明しました。
会議の詳細については、公式サイト(英語)をご覧ください。
マリア=ルシア・ウリベ氏によるありがとうインターナショナルの発表内容のダウンロードはこちら(英語のみ)。